お客様から電話があり、蜂の巣が敷地内の木に出来たから駆除してほしいとの依頼がありました。できるだけ早く駆除してほしいとのことでしたので急いで広島市のお客様のお宅に駆けつけました。敷地内の木の様子を見ると、木に直径3cmほどの穴が空いていて、そこからハチが出入りしているのが見えました。穴が空いていることからクマバチの巣だと判明しました。クマバチは木に穴を開けて巣を作るのです。クマバチは穏やかなハチではありますが、刺されてアナフィラキシーになってしまう方もいるので注意が必要です。

お客様に駆除方法を説明して駆除に取りかかりました。防護服を着て、網で巣を塞ぎ、殺虫剤スプレーをかけてハチを殺していきます。殺虫剤スプレーはハチの羽根の音がしなくなるまで吹きかけていきます。十分にスプレーを吹きかけて、ハチが死んだのを確認してから今度は、木に作られたクマバチの巣の穴を塞いでいきます。きちんと穴を塞がないと、またハチの巣ができてしまう恐れがあるので、木工パテを使用して、しっかりと穴を塞いでいきました。穴を塞いだ後に木酢液を吹きかけて再発を予防しました。木酢液はクマバチの嫌いな火の匂いがします。だから木酢液を吹きかけるとクマバチが近寄らなくなるのです。