お客様のご自宅は戸建て住宅で、問題の蜂の巣は軒下にありました。しかも攻撃性の高いスズメバチの巣で大きさも、既に30センチ程度になっていたのです。中にはもう結構な数の蜂がいる可能性が高いので、確認して直ぐにその場を離れました。

お客様は作業を了承してくれたので、駆除作業を行う事になりました。蜂の攻撃から身を守るために防護服を着込んだ上で、ゆっくりと軒下の巣に近付いてみます。約2メートル半程の距離で異変を察知したスズメバチが、巣から飛び出して来たのです。

出て来た蜂に向け殺虫剤を撒いた所で、仲間の危険を察知した様子で次々に蜂が飛び出して襲って来ました。ですが防護服のお陰で攻撃は受けない上に、殺虫剤で次々に返り討ちにして行ったのです。

その結果、巣から蜂が出て来なくなったので一気に距離を詰めた上で、巣の中に直に殺虫剤を注入しました。そうして巣の中の蜂を全て駆除した所で、脚立に上って蜂の巣を根元の方から切り離したのです。取り外した蜂の巣は、袋詰めにして安全な状態にしておきました。